医療設備|eswl、超音波診断装置など

医療設備について

超音波診断装置

当院では、最新鋭の超音波診断装置Prosoundα7を導入しております。画像がとても鮮明で、カラー感度が高く微細な病変も見逃さない高性能な超音波診断装置です。超音波検査は、検査時に痛みもなく繰り返し検査が可能でレントゲンと比べても侵襲が少ない安全な検査です。

泌尿器科で行われる超音波検査の対象臓器は膀胱、前立腺、腎臓、副腎などがあります。超音波検査では腫瘍、結石の有無、残尿なく尿が排出出来ているかなどがわかります。

軟性膀胱鏡システム

従来の膀胱鏡は硬性膀胱鏡という固いものでこれを行う際には男性の場合、硬膜外麻酔を行わないとできませんでした。当院ではゼリー麻酔のみで簡単に施行できる軟性膀胱鏡を使用しており、外来でも無理なく膀胱内の観察ができます。

また、電子カルテとの連動も行っており、オーダーのやりとり、結果の参照を行っています。

VISERA Proシステム(オリンパス社)

鏡視下ハイビジョン手術システム

VISERA Proシステム(オリンパス社)

鏡視下手術システムによる外科手術は標準術式として確立されていますが、泌尿器科領域でも腎摘出術などは標準術式として認知されています。当院でも鏡視下手術を積極的に取り入れ、平成19年度よりより高画質なハイビジョンを使用した鏡視下手術システムを導入しています。

内視鏡画像ファイリングシステム

軟性膀胱鏡や鏡視下手術の画像をDICOM画像(Degital Imaging and Communications in Medicine) (医用画像の標準統一規格)に変換しこれを、画像サーバに転送し、保存するシステムです。これにより、写真や、フイルムなどでの出力は必要なく、電子カルテ上での画像の参照を行っております。

IT-1 DICOM コンバーター(オリンパス社)

モバイルフラットディテクタ搭載フルデジタルX線撮影システム

AXIOM Luminos(シーメンス社)

持ち運び可能なフラットディテクタと一般X線撮影装置を組み合わせているため、立位・臥位、ストレッチャー上など使う場所や検査領域、患者さんの状態を選ばずに検査が実施できます。

64列マルチスライスCT

撮影時間の大幅な短縮が可能になり、高水準なCT検査が行えます。
また、「被ばく低減画像再構成法」の採用で被ばく線量は最大約75%まで低減可能となりました。撮影時間は大幅に短縮され、受診者の方にやさしい検査となっております。

医療用画像情報システム

SIENET Sky(シーメンス社)

これら放射線診断、治療機器のデータのみならず、前述の超音波画像、内視鏡データを画像サーバに格納しこれを電子カルテシステムと連動させることによりフイルムレス、ペーパーレス化を実現。環境にも優しく、また同時に複数の医療スタッフと情報を共有し、診断治療に役立てるシステムを構築しております。

透析中央監視システム

Future Net II は複雑多様化する透析治療を受ける患者さんをシステムの起点として、安全かつ快適な治療を受けられるように透析装置および周辺機器を取りこんだトータルシステムとして開発されました。また近年の電子カルテなどの医療情報の電子化に対応し、院内の各コンピュータシステムと接続するためネットワークシステムを重視しています。

Future Net II(日機装)

血液浄化装置

電子カルテシステム

電子カルテは、パソコン画面にカルテが表示され、医療従事者(医師・看護師・技師・薬剤師)がいつでもどこからでも同時にカルテを見ることが可能です。治療に必要な患者さんの情報を把握しやすくなり、結果的に医療の質を高め、安全性の向上にもつながり医療チームとして医療提供ができます。

また、パソコン上にレントゲン・CT・MRIなどの検査結果を取り込むことで、患者さんに病気の状態がわかりやすく説明しています。

体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)

平成29年4月より、ソノリス アイムーブを導入しました。
低侵襲性治療法の代表として患者さんにも広く受け入れられています。
新しく開発された衝撃波発生技術により結石の破砕効果が高く治療時間が更に短縮されました。また、衝撃波発生器のデザイン改良により、患者さんの痛みを軽減しました。

Rezūmシステム

Rezūmシステムは、前立腺肥大症の手術方法の1つで、内視鏡を用いて尿道から入り(経尿道的)、水蒸気を利用して前立腺肥大症を治療する医療機器です。
水蒸気が、肥大した組織内に蔓延し、細胞を壊し、その細胞が体内に自然に吸収されていくことで、前立腺肥大症に伴う症状を緩和します。
この経尿道的水蒸気治療(以下、本治療)は、前立腺肥大症を低侵襲に治療する、新しい手術療法です。
日本では行政の承認を2021年10月13日付けで取得しましたが、欧米では5年以上の実績があり、治療が安全に進められること、また治療の効果があることが、示されています。
この治療方法は、尿道括約筋インプラントをご使用の患者様、陰茎プロテーゼの治療歴がある患者様、尿路感染が起きている最中の患者様、治療時に視野を妨げるほどの著名な血尿が見られる患者様には、ご使用頂けない治療方法です。

WAVE治療|原泌尿器科病院(神戸市) (harahospital.jp)

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