セカンドオピニオン外来(診療内容)

セカンドオピニオン外来とは?

セカンドオピニオン外来とは、現在治療を受けている医療機関以外の医師の意見を聞き、診断や治療法に関する判断材料とするための診察のことです。
医学の進歩に伴い現在では同じ疾患でも複数の治療選択肢があります。

一方、大きな病院の医師は多忙であることが多く一人の患者さんに十分な説明の時間を設けることが難しい場面が少なくありません。患者さん側としては難しい内容の説明を一度に受けても完全に理解するのが難しく、質問しようとしても何を質問すれば良いのかわからないことが多々あります。

セカンドオピニオン外来では自費診療になります。
一人の患者さんに十分な時間をかけ、治療法の選択に関して患者さんが納得して治療を受け入れられることを目指す診察です。悩んでおられる患者さん本人だけではなく、ご家族の方も御一緒に説明を聞いていただけます。

セカンドオピニオン外来は転院を目的としたものではありません。患者さんの治療選択の決定を支援するのが目的で、治療法に納得いただいた場合には紹介していただいた医療機関で治療を行うことが原則となっています。

患者さんの中には現在診てもらっている主治医とは別の医療機関を受診することを切り出すことに躊躇われる方もいらっしゃると思いますが、現代の医療ではセカンドオピニオンを求められることは決して珍しいことではなく、むしろ快く紹介状を書くことが優れた医師であると言っても過言ではありません。

対象となる疾患

当院では以下の泌尿器科疾患に関するセカンドオピニオン外来を受け付けています。

  • 1. 尿路結石症:当院では尿路結石の治療に特化した病院となっています。
  • 2. 泌尿器がん:2025年5月に原 勲医師が着任しました。原医師の専門は泌尿器系の悪性腫瘍(がん)であり、前立腺がん、膀胱がん、腎がん等に対する高度な診断・治療に精通しています。特に前立腺がんに関しては日本泌尿器科学会が発刊した「前立腺癌診療ガイドライン2023年版」の作成委員長を務めました。詳しくはこちらをご参照ください。

次のいずれかに該当する場合は、
ご相談をお受けできないことがありますので、ご了承ください。

  • 泌尿器疾患以外の疾患などに関する相談
  • 医療訴訟や医療給付などに関する相談主治医に対する不満や過去の治療の妥当性に関する相談
  • 労災、交通事故に起因する疾患に関する相談検査、治療などの医療行為を求めるなど転院を前提とした相談
  • 診療情報提供書、検査データなどの提出が得られない相談
  • 他の医療機関の紹介などを求める相談
  • 一回限りの面談では、診断や治療方針に関して意見を述べることが明らかに困難であると認められる疾患に関する相談
  • その他セカンドオピニオンの求めに応ずることが困難または不適当と当院が認める相談

セカンドオピニオン外来受診の流れ

  • 現在の担当医にセカンドオピニオンを希望していることを伝え、検査結果や画像等必要な資料を揃えた紹介状(医療情報提供書)を持参して下さい。
    • ※セカンドオピニオン外来では正確な医療情報を把握することがもっとも重要なステップです。そのためには現在診てもらっている主治医に紹介状(医療情報提供書)を書いていただき検査結果や画像など必要な資料を揃えてもらいましょう。その時に原泌尿器科病院を受診する旨を主治医に伝えてください。
  • 2. セカンドオピニオン外来は完全予約制となります。お電話もしくは、セカンドオピニオン外来申込書に必要事項をご記入の上、FAXにてお申し込み下さい。ご相談内容を確認の上、担当医・日時を決定し受診日を連絡いたします。なお泌尿器がんセカンドオピニオン外来に関しては以下の通りになります。

お申込み

TEL.078-371-1203

受付時間:月~金 12:00~16:00

24時間受付FAX.078-371-2726

※(月〜金)8:30〜16:30以降のお申込みは、翌業務日以降のお返事となります。

申込み用紙

※原則、泌尿器がんに関しては家族のみは行っていません。ご了承下さい。

受診時間

月~金 8:30~16:30

完全予約制(1人30分~60分)

料金

基本は1名あたり30分11,000円(消費税込み)で15分毎に5,500円(消費税込み)加算されます(最大1時間まで)

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