診療科・部門
原泌尿器科病院の入院施設は3階・4階の2つのフロアに分かれており、10:1の看護基準を満たし、患者さんにとって24時間安心でき、より快適な入院生活を過ごしていただけるよう、可能な範囲でフレキシブルに対応できるよう心掛けています。またスタッフは、「専門職として自分自身を磨き・人間性を高め看護師としてやさしさマナーを身につけ、他部門とチームで働ける」ことを目標に掲げ、各自が目標を設定し活動しています。
同じ看護師が勤務時には対応できるよう担当を決めています(看護提供方式:固定チーム継続受け持ち方式)。また、チーム内でスタッフ育成、教育など行ない看護スタッフのレベルアップをはかっています。看護スタッフは経験豊富で、かつ、"親切・やさしさ"をモットーに患者さんのプライバシーを尊重しながら心のこもった看護、そのときの最善の看護を精一杯行っております。
結石破砕の日帰り入院、1泊2日の検査入院の方、治療のための入院の方、定期的に入院して治療を受けられる方、手術を受けられる方や透析患者さんが主に入院されています。手術後に、痛みが和らいだ・排尿状態がよくなったと今までの悩みが改善された声を聞き、笑顔で退院さえることがスタッフにとって1番の喜びです。
私たちは、泌尿器科の専門性を活かした看護を提供していくために、日々努力しております。入院中は、いつでもお気軽にお声をかけてください。
透析室は、54床のベッドを配置しており、それらを6ブロックに分けています。日常的な透析治療におけるスタッフ配置は、看護師1名と臨床工学技士1名のペアで、1ブロック(患者さん約10名)を担当し、看護師による回路組み立てとプライミング手技の習得、装置操作のスキルアップを目指しています。
また、看護体制は、スタッフを6グループに分け、1グループ約40名の患者さんを受け持つ「患者受け持ち制」を導入し、患者情報の共有化、チーム連携を図り、継続した看護を行っています。また、電子カルテや透析中央監視装置を導入したことにより、ベッドサイドでの患者さんとのコミュニケーションをとる時間を増やし、看護に対する満足度を高める工夫に取り組んでいます。
原泌尿器科病院では、地域に密着した医療を掲げ、地域の皆様から信頼され愛される外来を目指しております。専門性を生かして、患者さんへの説明・指導や、術前検査から術中看護に関しても外来スタッフが関わり、患者さんに安心、安全、質の良い外来看護を笑顔と共に提供できるよう日々努力しております。
外来患者数は1日平均約100人と混み合いますが、再来患者さんは予約診療を導入して、患者さんの待ち時間に対応させて頂いております。検査や説明にも時間がかかり待ち時間が長くなっておりご迷惑をおかけしておりますが、待ち時間をできるだけ少なくするように外来スタッフ一同勤めております。
短い時間の中で、少しでも患者さんと向き合える喜びを感じながら「親切」「丁寧」「解りやすく」をモットーに毎日奮闘しております。