原泌尿器科病院 - 神戸市の泌尿器科・腎臓内科

3分でわかる!
原泌尿器科病院の特徴
~泌尿器科部門~

『3分でわかる!! 原泌尿器科病院』泌尿器科部門

受診当⽇に即⽇ESWL(体外衝撃波結⽯破砕術)の実施が可能!

結⽯患者受診時における、即⽇ESWLでの対応強化

当院では、患者さんの⽣活の質(QOL)を考慮し、患者さんの痛みを早期に取り除くべく受診された当⽇に即⽇ESWL(体外衝撃波結⽯破砕術)を実施しております。
これにより、仕事を休んで受診にこられた⽅がその⽇のうちに⼿術を受け、経過が良ければ翌⽇から普段の⽣活や仕事に復帰することが可能となります。
※抗⾎栓薬(⾎液をさらさらにする薬)を服⽤している⽅は休薬が必要となるため当⽇の⽇帰り⼿術の対象外となります。

低侵襲かつ安全性に定評のある
エダップ社製の最新機種にて治療を⾏っています。

全国有数の手術件数を誇る

手術件数グラフ

外来患者数 年間28,273人(2018年度)
手術件数  年間1,149件(2018年度)

最先端の低侵襲尿路内視鏡治療に特化

尿路結石治療の推移

尿路結石治療の推移

尿路結石治療

  • 自然排石
  • 薬物的排石促進治療(Met)
  • 体外衝撃波結石破砕術(ESWL)
  • 経尿道的結石破砕術(TUL)
  • 経皮的結石破砕術(PNL)
  • 腹腔鏡下腎尿管切石術
  • 開放腎尿管切石術

当院では尿路結石治療のすべての治療が可能です。
正しい考えで患者さんにESWL、TUL、PNLなどの低侵襲治療を適切に提供しています。
更に患者さんのQOL(生活の質、社会的背景)を考慮した治療方法を素早く提供します。

(1)尿路内視鏡専門医師の存在

以前より尿路内視鏡治療に熟練した医師を配置し、専門性の高い医療の提供に取り組んできました。
2019年4月から井上副院長が就任し、より充実した医師体制を実現しました。
また、井上副院長は尿路内視鏡治療のエキスパートであり医師の互選によって選出されるベストドクター 2018-2019を受賞しています。さらにAsian Urological Surgical Training Group(AUSTEG)のJapanese Facultyとしてアジアの尿路内視鏡治療のインストラクターを務め、教育事業に携わっています。

(2)手術室は最先端の設備

2019年4月に全面リニューアルを実施し、尿路内視鏡手術に特化した安全かつスムーズな医療を行う環境を整えました。
最新の3D対応4K解像度の高画質液晶モニターをはじめ、シーメンス社製のX線装置など、すべて最新の治療機器を備えております。

低侵襲治療の追求

(1)低侵襲治療とは…

手術や検査などに伴う痛みや出血などをできるだけ少なくする治療で、具体的には内視鏡やカテーテルなど身体に対する侵襲度が低い医療器具を用いた治療のことです。 結石治療においては現状、体外衝撃波治療、尿路内視鏡治療が最も低侵襲とされており、当院では推進しております。

(2)なぜ低侵襲治療をおこなうのか

患者さんの負担が少なく、回復も早いため、短期間での退院が可能となるからです。
ESWLは日帰りもしくは1泊2日の入院となります。
TULは通常2泊3日の入院となります。また多くの治療が眠っている間に終わるよう麻酔科医師と協力し治療に携わっています。当院では現在、1日に多い時には5~6人の患者さんの治療をおこなっており、平均手術時間は30分程度(症例による)です。また、2019年4月以降にはさらなる低侵襲医療を心掛け、患者さんのQOLを考慮し、術後につける管類をなしにするカテーテルフリーも症例によっては施行しております(およそ40~50%が術後尿管ステントなし、尿道バルーンなし)。

(3)手術・検査における低被ばくの追求

2019年5月に最新のCT機器を導入し、低侵襲を目指す上で大事な要素である放射線の被ばくを最小限に抑えるための設備を整えています。従来の検査より75%の被ばく低減が可能となりました。また、患者さんはもちろんのこと、医師や手術スタッフに対しても被ばくの抑制を考慮した手術室を構築し、被ばく軽減を達成することを実現しています。この被ばく軽減システムなどの導入をしている施設は当院のみで、今後これらを日本中に広げる努力をしていきます。

次世代の尿路内視鏡治療専門医(エンドウロロジスト)の育成

  • 尿路内視鏡手術見学施設登録をして、全国の医師を積極的に受け入れています。
  • 地域医療研修病院として医師会の新医師医臨床研修制度の取り組みに参加し、研修医への指導を実施しています。
  • 新設された手術室においては、医師を指導する上で非常に効率的な映像システム等を導入しています。
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