原泌尿器科病院 - 神戸市の泌尿器科・腎臓内科

栄養指導① 「水分」

2024.01.31透析室

寒中お見舞い申し上げます

暖冬とはいえ、さすがに冷え込む今日この頃、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
まだまだインフルエンザ・新型コロナウイルスも油断できません。
時節柄、くれぐれもご自愛ください。
さて、年末年始で食べ過ぎた、体重増加が多くて指摘された、ということはありませんか?
負担の少ない透析治療を行うためにも食事・飲水量のコントロールが必要です。
でも、「具体的に何に注意すればいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで、管理栄養士の桝田さんに塩分・水分制限のポイントについて教えてもらいました。まずは 『水分』 について見ていきましょう。

クイズをしながら日頃の食事管理を振り返ってみましょう

クイズをしながら日頃の食事管理を振り返ってみましょう

食事外水分というのは、飲水量1日800mlですと先生から言われる水分のことを指します。食事や日中に飲むお茶・牛乳・コーヒー・ジュース・ビールなどのアルコール飲料はもちろん、 氷やアイスクリームなど溶けると液体になるものを指します。
よく、味噌汁やスープなどは食事内水分と思われますが、これらも食事外水分です。

図2のように、果物は全般的に水分が多く、80~90%が水分です。このように、食材に含まれる水分や、調理に使用する水分の事を「食事内水分」と言います。
食事を食べると1日約1000mlの食事内水分となります。
主食なら、おかゆではなく、パンやご飯を選ぶ方が水分量が少なくすみます。
また、果物は特に水分を摂っていると感じにくい食品です。食べる量に注意が必要です。

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