原泌尿器科病院 - 神戸市の泌尿器科・腎臓内科

膀胱鏡検査 膀胱鏡検査について

2021.01.15泌尿器科

原泌尿器科病院 看護部長 稲田 初穂

①尿道・膀胱鏡検査とは

経尿道的(尿道から)に内視鏡を挿入し、尿道・膀胱・前立腺を観察する検査です。

当院では、軟性膀胱鏡CCDカメラを装着した軟性のビデオスコープを使用しています。

ビデオカメラ装置により大きな画面で医師が内視鏡画面を観察でき、プリント・デジタル信号が可能で、患者さんも直接見え説明を行いやすい検査です。

①尿道・膀胱鏡検査とは

②目的

血尿や尿路感染症(膀胱炎など)、尿失禁、排尿障害、頻尿などの原因を詳しく調べるために行います。

尿道・膀胱内の炎症や腫瘍、結石などの病変を確認できます。

また定期検査として、膀胱腫瘍手術後などに再発や早期発見のために行います。



③合併症

感染、発熱、疼痛、麻酔薬(ゼリー麻酔)に対するアレルギー、血尿、尿道損傷などがあります。検査後は数日間、血尿や残尿感、排尿時痛、頻尿などがありますが、徐々に軽減します。

 

<検査の流れ>

1)看護師が説明を行います。

2)内視鏡室で下着、ズボンなどを脱ぎバスタオルを腰に巻き、検査用のベッドに

横になります。

3)血圧を測定し、男性の場合はキシロカインゼリーを尿道に注入し、10分間時間を

おきます。女性はカメラ挿入時にゼリーを使用します。

4)尿道口から軟性膀胱鏡を挿入。男性の場合は前立腺部が狭く痛未を伴いやすいため

挿入時は力を抜くため、ゆっくりと大きな呼吸を行います。

膀胱内は生理食塩水で膨らませたり、吸引しながら観察し画像撮影を行います。

5)清拭し、終了となります。

  男性は陰部にガーゼを巻き、排尿時に除去します

(自然とゼリーが流れ下着につくため)

 

③合併症

<検査後の注意事項>

・検査後は少し血尿が出る場合がありますので、水分摂取を心掛け、尿をよくするようにします(また、膀胱炎予防のため抗生物質を処方する場合があります)

・入浴は出来ますが、当日は長く入浴することで循環が促進し、出血する場合があります。

・検査後は男性は陰部にガーゼを巻いています。排尿時、ガーゼを外してから排尿し

ガーゼをトイレに流さないで下さい。

・飲酒は出血しやすくなりますので、当日は止めてください。

・日常生活(食事に関しても)は問題ありませんが、激しい運動に関しては当日は止めてください。

 

※検査後、皆さん2~3日間、血尿、排尿痛の痛み、頻尿、残尿感、発熱などが

起こる事がありますが、徐々に良くなります。

しかし、改善せずに症状が強くなる場合(37.5℃以上の発熱など)がありましたら、

病院へご連絡下さい。

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