異なる職種の腎臓病療養指導士が専門性を発揮 ~医師と多職種のエキスパートによるCKD療養指導の実践~1971年に神戸市に開設以来,原泌尿器科病院はその高い専門性を活かし,慢性腎臓病(CKD)の進展予防から透析療法 までを一貫して行う医療機関として地域医療に貢献している.CKDでは特に,食事,生活,服薬に関する療養指導が重要 であり,医師だけでなくさまざまな職種の医療スタッフが関与したチーム医療による包括的な介入が求められている.今回は, 多職種がそれぞれの専門性を活かしながら連携し,患者さん本位の CKD診療を実現する原泌尿器科病院の取り組みに ついて,皆さんにお話を伺った.